会計学の個々の論点や定義について明快かつ論理的に解説を行っている書籍です。税理士試験や会計士試験の受験専門学校のテキストも本書をかなり参考にして作成していると思われます。専門学校のテキストより深い知識が得られるるためこれらの試験の参考書としてもおすすめです。現代の会計学基本書としては最高であることは間違いないと思います。
上記桜井久勝著『財務会計講義』と並んで定評のある会計学基本書です。どちらも非常に定評が高い書籍ですが、本書のほうがより分厚く、多色刷りとなっているため情報量では勝っていると思われます。ちなみに管理人が人生最初に購入した会計学基本書が本書でした。
会計学を体系的にかつ詳細に解説した書籍です。イメージとしては他の基本書が解説している内容をさらにもう一段掘り下げてその論理的根拠を解説しているといった感じに近いと思います。やや難解な表現をされているため初学者にはおすすめではありません。会計理論の意味やその根拠などを詳細に学習したい方におすすめです。
2000年以降会計基準がかなり改正されましたが、残念ながら著者がお亡くなりのため本書はその改訂が全く行われていません。したがって本書だけでは会計学の基本書としては不十分です。しかし、会計学の基礎概念については、他の上記の書籍より詳細に解説がなされている部分が多いため非常におすすめです。改訂が行われていないにも関わらず今なお書店等で売れ続けている歴史的名著です。
企業会計原則、企業会計基準、会社法、金商法等、会計法規がだいたい収録されています。会計学の学習上は本書が定番の会計法規集となっています。
上記中央経済者の会計法規集より文字が大きいため読みやすく、横書きとなっています。読みやすさに配慮している分、簿記や会計の学習用としてはこちらのほうがおすすめです。 ※改訂が行なわれていないみたいですので最新の改正に対応していません。ご注意ください。