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※現在は会計基準の改正により当期純利益が損益計算書の最終利益となっています。 当期未処分利益当期未処分利益とは、当期純利益に、前期繰越利益、任意積立金取崩、中間配当額、中間配当に伴う利益準備金積立額を加減したもので、以前の日本の制度会計における損益計算書の最終値となっていた項目で、毎年決算から3ヶ月後に実施される株主総会において実際に処分の対象とされた利益です。 なぜ最終利益が当期未処分利益だったのか商法改正前の日本の制度会計における損益計算書では当期未処分利益が最終値となっていましたが本来当期未処分利益は損益計算書において計算表示されるべき項目ではありません。 現行損益計算書の最終値(商法改正後)旧商法では、株主総会で処分対象となる利益(処分可能利益)を損益計算書で表示していたため、損益計算書の最終値が当期未処分利益となっていました。 企業会計原則が改正されない理由したがって企業会計原則が旧商法との調整の観点から最終値を当期未処分利益としていた理由がなくなったため、企業会計原則においても同様に最終値を当期純利益と改正されてもいいのですが、企業会計原則の改正は今のところ行われていませんし今後も特に改正がおこなれる予定もないようです。 |
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