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企業会計原則の解説


C 純損益計算の区分は、経常損益計算の結果を受けて、前期損益修正額、固定資産売却損益等の特別損益を記載し、当期純利益を計算する。


純損益計算の区分

純損益計算の区分における損益は、非反復的・非経常的な損益たる臨時損益と、過年度の損益の誤差を修正する前期損益修正項目を含めた全てに収益及び費用から計算した損益です。

純損益計算の区分で計算される当期純利益は、企業の期間的処分可能利益を示します。


理解度チェック!その1

過年度の法人税の更生決定による追徴税額は前期損益修正損として損益計算書に計上される?


理解度チェック!その2

前期の売上高で当期に返品された異常性のある巨額な売上返品は売上高の控除項目とすることができる?



解答

その1
追徴税額は損益計算書上、税引前当期純利益から控除する形式で記載する。

その2
異常性のある巨額な売上返品は特別損益に計上するべきである。売上高の控除とすることは適切ではない。また単なる誤謬の訂正ではないため誤謬会計により修正再表示で済ませてしまうことも適切ではない。



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