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会計学を学ぼう!



委託者と受託者

株主は自己資本を会社に提供してその管理運用の一切を経営者に委託している委託者であり、逆に経営者は株主から提供された資本の管理運用の一切を任された受託者です。


アカウンタビリティ

株主から資金の提供を受けた受託者たる経営者は、委託された資金を元手に利益を獲得するために、その資金を会社の事業活動に投入します。また受託者たる経営者は、当然、毎年一定期間ごとに、株主に対し、今資金をどのような事業に投入していて、結果として当期いくらの儲けがあったのかを報告しなければなりません。これが会計責任(アカウンタビリティ)です。

そのアカウンタビリティの履行のための、受託者たる経営者から委託者たる株主への委託資金の管理運用状況の報告の媒体(伝達メディア)となるものが、貸借対照表、損益計算書等といった計算書類(商法上の財務諸表)です。この会計責任の履行の伝達メディアとなることに商法会計における計算書類作成の意義があります。






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