税効果会計は一時差異に係わる法人税等を対象とします。
一時差異
一時差異とは、貸借対照表及び連結貸借対照表に計上されている資産及び負債の金額と課税所得計算上の資産及び負債の金額との差額をいいます。
一時差異は、例えば、次のような場合に発生します。
- 財務諸表上の一時差異
- 収益又は費用の帰属年度が相違する場合
- 資産の評価替えにより生じた評価差額が直接資本の部に計上
- 連結財務諸表上の一時差異
- 子会社の資産及び負債の時価評価により評価差額が生じた場合
- 連結会社相互間の取引から生ずる未実現損益を消去した場合
- 連結会社相互間の債権と債務の相殺消去により貸倒引当金を減額修正した場合
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