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企業実体の公準と企業主体論との違い

企業実体の公準(会計公準のひとつ)と、企業主体理論(会計主体論のひとつ)とは全く別の概念です。

しかし、出資を受けた企業が出資者から独立して、その企業に関するものだけを会計計算の対象とする企業実体の公準と、企業を株主や債権者とは別個の独立した存在としてとらえ、会計の立場を企業それ自体に求める「企業主体理論」はとてもよく似ており、この両者の相違点がしばしば問題とされます。


一般的にこの両者の相違は企業実体の公準が会計の対象を限定するための技術的・形式的な概念であるのに対し、企業主体理論はどのような立場から会計が行われるていると捉えるかという会計の立脚点を意味するものである、というように説明がされます。





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