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企業会計原則の解説


損益計算書原則五、 経常利益
経常利益は、営業利益に営業外収益を加え、これから営業外費用を控除して表示する。


経常利益

経常利益とは、営業利益に営業外収益を加え、これから営業外費用を控除したあとの利益で、企業の正常な収益力を示す指標であるとされている利益です。


正常な収益力

正常な収益力とは、毎期経常的に発生する経常性のある損益項目だけで計算した利益です。営業利益の計算では含まれない株式の売買に伴う損益資金調達に関連して発生する支払利息などを含めて計算されます。

逆に固定資産の売却損益や長期間保有してきた有価証券の売却損益などのような臨時的な損益は除外して計算されます。

経常利益は、投資家等が企業の業績を判断する上で最も重視する指標のひとつです。ただし近年(平成20年頃~)は経常利益より当期純利益を重視する傾向のほうが強いです。





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