HOME会計原則財務会計財務諸表ダウンロードおすすめ書籍複式簿記

財務諸表(決算書)に戻る
複式簿記とは


未払費用


未払費用とは

未払費用とは、「契約に従い継続して役務の提供を受けている場合に、すでに提供を受けた役務に対していまだその対価の支払いが終わらないもの」をいいます。

このような役務に対する対価は時間の経過に伴いすでに当期の費用として発生しているものであるため、当期の損益計算書に費用として計上するとともに、貸借対照表の負債の部に未払費用として計上しなければならない。


電気代を未払費用として見越計上する場合

分かりやすい具体例としては電気代の支払いがあります。

通常電気代の支払いはその月の利用額に応じて計算された電気代を翌月届いた請求書に基づいて翌月支払う契約になっています。要は翌月後払いです。したがって債務として確定するのは翌月です。

3月分電気代→4月に請求書が届いて4月に債務として確定する(4月に口座引き落とし)

したがって3月分の電気代は3月31日の決算時点においてはまだ債務として確定していないものの、3月に利用した3月分の費用であることには間違いないため発生主義の考え方に基づき決算にあたり未払費用として見越計上を行うべきこととなっています。

このように見越計上により決算調整するものを経過勘定項目といいます。


電気代を未払金として計上する場合

通常電気代は未払費用として決算にあたり見越計上を行いますが、請求書が届いているものの資金不足で支払いができていないものがある場合には請求書に基づいて未払金として計上します。

2月分電気代→3月に請求書が届いて3月に債務として確定する→資金不足で3月に支払えなかった
3月分電気代→4月に請求書が届いて4月に債務として確定する(4月に口座引き落とし)

こういったケースでは2月分電気代について未払金を計上し、3月分の電気代については前述のとおり未払費用として見越計上を行います。


家賃を未払費用に見越計上する場合

通常家賃の支払いは通常前払契約とするのが慣例となっているため未払費用を計上するケースは少ないです。

ただし家賃の支払いが翌月払い、もしくは翌年1一括払いという後払契約となっている場合には前述の電気代の解説と同様の考え方で未払費用を計上します。


関連項目






当サイトについてリンクについてお問い合わせサイトマップ
決算書の読み方・財務分析のしかたキャッシュフロー計算書の作成と雛形税効果会計
連結決算連結納税税理士試験会社設立

Copyright (C) 2000 会計学を学ぼう! All rights reserved.