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簿記の仕組み・簿記検定に合格する方法


簿記とは

簿記とは、取引を会計帳簿に記録し、その会計帳簿に基づいて決算書を作成することをいいます。


決算書の作成義務

全ての事業者は毎決算期ごとに税務申告会計報告を行う必要があります。そのため決算書を必ず作成する必要があります。


決算書と簿記

決算書を作成するためには日々の取引を会計帳簿に記録する必要がありそれが簿記です。ちなみに会計とは会計帳簿に基づき決算書を作成する際のルールです。


複式簿記とは

簿記には複式簿記単式簿記というものもあります。

「複式簿記」とは、取引の法則性に着目し、取引の原因結果とを同時に会計帳簿に記録・集計する簿記の手法をいいます。

通常簿記といったら100%この複式簿記を指します。


単式簿記とは

それに対して「単式簿記」とは現金の増加もしくは減少という結果だけを会計帳簿に記録する手法をいいますが、はっきりいって不完全なため単式簿記による帳簿記帳は正規の簿記の原則という会計ルールにより正規の簿記として認められていません。

ちなみにいわゆる家計簿が単式簿記に該当します。


複式簿記の記録対象

複式簿記が記録の対象とする取引とは「企業が行う経済活動でお金に換算できるもの全て」となります。

したがって複式簿記による会計帳簿には企業が行った取引が漏れなく網羅的に記録されています。


会計帳簿から決算書を作成できる

複式簿記による会計帳簿には網羅性があるため会計帳簿を集計するだけで一瞬で利益を計算することができます。これが複式簿記による帳簿記帳の最大の利点です。かなり画期的だと思いませんか?

上記のような複式簿記のシステムは人類が大昔に発明したものですが、ドイツの文豪ヨハン・ゲーテは、その著書『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』において、複式簿記を人類の最も偉大な発明のひとつであると賞賛しています。


複式簿記による記帳方法

複式簿記による取引記録は仕訳により行います。仕訳の基礎は日商簿記検定3級で学習します。2級まで合格すれば一般企業で経理担当者として働くだけの知識が得られますので転職などに有利です。


簿記は江戸時代から日本に定着

簿記は明治時代から日本に定着しておりその時点で基本的な仕組みが完成しています。

したがって現代人にとっては言い回しなどがかなり古臭く独特に感じるはずです。しかし最初は違和感を感じると思いますが慣れてしまえばシンプルですのでまずは慣れてください。


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