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貸付金とは


貸付金とは

貸付金とは、所定の期日に返済してもらう約束で貸した資金をいいます。貸付金のうち、1年以内に返済期日が到来するものを短期貸付金、1年以内に返済されないものを長期貸付金といいます。

ちなみにこの1年以内とは、契約上の期間ではなく、当期の決算日を基準として1年以内に返済されるかどうかによる区分となります。


貸付金の貸借対照表における表示

貸付金のうち、短期貸付金は貸借対照表の流動資産の区分に、長期貸付金は固定資産の区分に投資その他の資産として記載します。


貸付金の会計処理

取引先などに対して金銭を貸し付けたときは、貸し付けたお金を返済してもらえる権利を貸付金(資産)の増加として処理し、貸付金の返済を受けたときは、貸付金の減少として処理します。

また、金銭の貸し借りをすれば通常利息が発生しますが、貸付金の利息が発生した時点で受取利息(収益)の増加として処理します。


短期貸付金と長期貸付金

貸付金は、決算期後一年以内に返済期日が到来するかどうかにより、決算書上、短期貸付金(流動資産の区分)と長期貸付金(固定資産の投資その他の資産の区分)に分類して表示します。


関連項目





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