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貸借対照表の本質貸借対照表とは、ある一定時点においてその企業に存在するすべての資産及び負債と、その差額としての資本を表示する報告書です。これを貸借対照表完全性の原則と呼ぶことがあります。 財政状態ちなみに財政状態とは、銀行や株主から銀行借入金や資本金として調達している資金と、その調達した資金をどのような事業に投下し運用しているのかという資金の調達源泉と運用形態のことを指します。 貸借対照表完全性の原則の例外企業会計の目的は、企業外部の利害関係者に会計情報の提供を行い、利害関係者の判断を誤らせないことにあります。そのため、利害関係者の判断に影響を及ぼさない程度に重要性の乏しい取引については、本来の厳密な会計処理によらないで、他の簡便な方法によることが明瞭性の原則により認められています。 |
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