簿記の学校(受験予備校)について
日商簿記検定に関する学校(予備校)には、資格の大原やTAC、LEC、クレアール、ダイエックスなどがあります。
このうち受験業界最大手の学校といえば間違いなく、資格の大原とTACの2校になります。LEC やクレアールもこの2校に続く有名校です。
このうち特に資格の大原とTACについては簿記検定に限らず、税理士試験や公認会計士試験等の難関国家試験においても業界最大手の実績をあげており、講義の質、教材の完成度、指導法等において長年の実績があり、しかも受講生からの支持も熱い、まさに名実ともに簿記会計に関する受験業界の最大手になっています。
簿記検定の傾向
各学校の特徴の前にまず簿記検定の傾向を説明すると次のとおりです。
簿記検定のうち特に簿記2級や簿記3級は会計基準や税法の改正の影響をほとんど受けません。
したがって試験範囲や学習内容も何十年も前からほとんど変わっていません。つまり前述のような最大手2校であろうがそれ以外の大手学校であろうがそれぞれ何十年という受験指導の実績があります。また、学習内容や受験範囲も大変狭いため、講師の知識や熟練度も総じて相対的に高いです。
したがって、資格の大原やTAC、LEC、クレアール等、それぞれの学校の教材や講義内容についてほとんど差ないはずです。違うのは、講師の教え方や熱意、教室の雰囲気、学校への通いやすさくらいになります。
したがって、簿記検定に関しましては学校の評判うんぬんではなく、学習のしやすさ、通いやすさ、受講料等から条件に合う学校を選択するのがおすすめです。
簿記検定3級の受講料の相場
簿記検定3級の受講料の相場は定期的に実施しているキャンペーン期間中であれば1万円弱くらい。それ以外の期間でも2万円程度です。
簿記検定3級は、税理士試験、会計士試験、中小企業診断士試験等の登竜門的な資格となっており、簿記検定3級の合格者を増やすことが各学校の将来的な収益アップに大きく貢献します。したがって、各学校それぞれが、簿記検定3級講座に関してはおそらく教室の賃料や広告費なども考慮するとほとんど利益が出ないくらいの採算度返しの料金で講座を開講していると思われます。
つまり市販教材を使って独学で勉強しても余裕で受かる試験ですが講座を利用したほうがお得です。
LEC
クレアール
指導スタイル
クレアールは公認会計士試験の受験指導において定評のある専門学校で、非常識合格法という独自の学習メソッドで短期間での試験合格を目指す受験学習を提唱しています。
ちなみに非常識合格法とは、簡単には公認会計士試験における膨大な学習範囲の中から重要項目を厳選し、その重要項目について徹底的に学習を行うことで高い理解力を実現して受験に望むというものらしいです。詳細はクレアールのサイトにて実際にご覧になってみてください。また、クレアールでは公認会計士試験だけでなく簿記検定や税理士試験等も開講しています。
案内資料
詳しい案内資料はこちらから請求できます。
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アビバ
アビバの特徴
アビバはTACや資格の大原のような有名校ではありませんが、教室数としてはこれらより断然多く全国展開している資格の学校です。教室数がとにかく多いため、地方の方や都心にお住まいの方でもアビバを利用すればなかなか敷居の高い教室講座を受講できることができるという、考えようによってはとても便利な学校です。
アビバの講座の質
アビバはTACや資格の大原のような有名校ではありませんが、前述のとおり、簿記3級に関してはそもそもとても簡単な試験であり歴史も古くどの学校も受験指導実績が豊富であるため、アビバの講座を利用していては受からない、受かりにくいということは100%ないと断言できます。したがって講座の質を心配する必要はないと思います。
案内資料
詳しい案内資料はこちらから請求できます。
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番外編(ユーキャンについて)
簿記検定に関しては、上記の予備校であればどれもおすすめできますが、新聞折り込み広告でよく見かけるユーキャンだけはやめておいたほうがよいです。ネットで調べるといろいろと評判が悪いです。詳細はこちら。
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