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複式簿記とは複式簿記とは、取引には原因とそれによりもたらされた結果が必ず存在するという「取引の法則性」に着目し、取引の原因と結果とを同時に記録・集計する帳簿記帳の技術をいいます。 簿記とはちなみに簿記とは、企業の営業活動を一定のルールに従って会計帳簿に記録・集計していくことをいいます。ちなみにこの「一定のルール」とは普通は複式簿記のルールがそれに該当します。 簿記の役割企業が会計帳簿を作成するのは利益や財産などを計算するためです。つまり簿記の役割は利益や財産を計算することです。したがって簿記の記録は常に○○円や○○ドルといった貨幣の金額を基準として、貨幣の金額で評価できるものだけがその対象となります。 単式簿記とはなお簿記には複式簿記のほかに単式簿記と呼ばれるものもあります。 簿記の区分前述のとおり、簿記には複式簿記と単式簿記の二種類ありますが、このうち複式簿記は簿記検定の受験上、商業簿記と工業簿記とに区分されます。図解すると次のとおりです。 商業簿記とはちなみに商業簿記とは、商店や問屋などの商品販売業を想定した簿記で、外部から購入した(仕入れた)商品を得意先に販売するというような事業形態の会社における簿記をいいます。 工業簿記とはそれに対して工業簿記とは、製造業を想定しており、原材料を仕入れて、それを加工し、できあがった製品を外部に販売するという事業形態における簿記をいいます。 簿記の仕訳前述のとおり、取引を会計帳簿に記入すること全般を簿記といいますが、複式簿記のルールに従って取引を会計帳簿に記帳していくことを「仕訳」といいます。仕訳は簿記の基本中の基本であり、簿記は仕訳に始まり仕訳に終わるとよく言われるように簿記の学習のほとんど全てが仕訳に集約されます。 簿記の勘定科目勘定科目は簿記検定学習上必要となる基本的なものだけでも30とか40とか数10種類ありますが、それらは全て資産、負債、費用、収益、そして純資産の5区分のいずれかに分類することができます。 複式簿記は人類の最も偉大は発明のひとつ複式簿記の技術は人類が大昔に発明したものですが、ドイツの文豪ヨハン・ゲーテは、その著書『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』において、複式簿記を人類の最も偉大な発明のひとつであると賞賛しています。 |
簿記の学習簿記の学習は専門学校の利用は必須ではありませんができるだけ専門学校を利用することをおすすめしています。その際のおすすめの専門学校は次のとおりです。これらの学校は全て会計に関する最高峰の試験である公認会計士試験等においても定評のある学校ですので絶対に間違いはありません。受講料も簿記検定3級であれば1万円以下と格安です!
簿記検定3級おすすめ教材(市販の書籍)簿記検定3級は市販のテキスト問題集を利用すれば独学でも十分に合格することが可能です。しかし市販されている簿記のテキスト問題集にはいろいろな種類があるため実際に購入する際にはどれを選んだらよいのか必ず迷います。そこでおすすめなテキスト問題集をまとめてみました。 簿記検定と電卓簿記検定の学習には電卓が必須です。また電卓の中には簿記検定で使用が禁じられているものもあります。電卓の選び方、簿記検定におすすめ電卓等についてまとめてみました。
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