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会計帳簿の記帳と複式簿記企業は営利を目的として設立された経済主体であり、さまざまな経済活動を営んでいます。 期首貸借対照表と期末貸借対照表ここで複式簿記が財産計算と損益計算とを同時に行いうる仕組みを解説致しますと、まず、ある会計期間の初日時点の資産や負債といった企業財産を貸借対照表に一覧表示します。それが期首貸借対照表です。 損益計算書それと同時に、会計期間中の企業の経済取引のなかで、企業財産に変動をもたらした原因となる経済取引を損益計算書に収容し、その原因取引が企業財産にプラスの影響を与えたか、企業財産にマイナスの影響を与えたものなのかにより収益と費用に分類します。 複式簿記の仕組みこのように複式簿記においては、貸借対照表で財産計算を行い、損益計算書で損益計算を行うことで、企業の経済活動の結果もたらされた利益を財産計算と損益計算とで同時に把握しています。 複式簿記による損益計算原理の限界近年、デリバティブ取引やリース取引のように、複式簿記の損益計算原理からは説明がつかない会計処理が出現してきました。これらは取引時点では収入や支出がなく、つまり企業財産に変動を与えないため、従来の複式簿記による損益計算原理にもとづく限りにおいてこれらの取引を認識(オンバランス)することができません。 関連ページ |
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