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慣れない専門用語

簿記の学習を始めると、「借方」、「貸方」、「仕訳」、など、見慣れない専門用語がたくさんでてきます。これらは最初ちょっと戸惑うかもしれません。特に借方と貸方についてはどちらがどっちだったか悩む人が多いはずです。

その理由としては、資産(財産)が借方で負債(借金)が貸方であることや、貸借という単語とは配置が逆であること等あるかと思いますが。

この場合、なんでこのようにおかしな表現になっているのかという理屈を考えだしたら負けで、こうなっているからこうだ、とそのまま素直に覚えてしまうのが簿記を理解する上では正解です。したがって通常の簿記の参考書等には借方、貸方という表記には意味がないと説明がされます。これは上記の意味では正しいですが、実際には間違っています。すなわち借方、貸方という単語には実際には語源があるからです。しかしその意味を理解することに意味がないので結局、丸暗記してしまうのが正しいということになります。

結論として、簿記の学習をする上ではいろいろな始めて目にするような単語がいくつも出てきます。それらについては最初は違和感があるかと思いますが、これらも慣れてしまえばなんでもないことです。即、その場で暗記してしまうと後々勉強がとても楽になるのでおすすめです。暗記の仕方としては、家事や他ごとをしながらその単語を頭の中でソラでしばらく繰り返すのがおすすめです。

また、その暗記をする際に、こんなめんどくさいことわざわざ暗記したり勉強したりして将来役立つのかな?と疑問に思うことと思いますが、簿記3級で学習する内容は経理の仕事をしているプロであれば誰でも知っている、当たり前の業界用語です。直接的に言葉に出して使う機会はそれほど多くないかもしれませんが、みんなが知っている当たり前の知識です。



簿記学習の意味

簿記の学習の初期の段階では前述のとおり日常生活では見かけないような難しそうな用語がたくさんでてきます。また最初は学習内容もすごく退屈でこんなこと勉強していったい何の役に立つのだろう、実際の実務ではパソコンの会計ソフトを使うんだろうからこんなこと覚える必要はないんじゃないか等、と必ず思うことと思います。実際、「仕訳帳」、「元帳」、「転記」などといった用語を覚えてもあまり社会では役に立たないかもしれません。

しかし、簿記3級で学習する内容は簿記の基本であり、簿記2級やその先の学習に進んだ段階で、資産の増加は借方と貸方どっちだったっけ?と悩んでいるようでは全くお話になりません。つまり、日商簿記3級で学習する内容は退屈で、めんどくさいものですが、これから先に会計学や税法等を学習する際の基礎中の基礎となるものです。

簿記3級の学習内容は英語で例えるならば文法みたいなものです。英語では主語のすぐあとに動詞がくるのはなぜなのか?日本語みたいに自由な順序で組み合わせたら楽じゃないのか等、疑問に思ってもしょうがないのです。こういうものだと覚えてしまうしかありません。またそもそも、英語の文法がすごく合理的であるように、簿記の理論もすごく合理的にできています。

学習を進めていって簿記の理論が理解できると、合理的ですごい!と思うはずですので最初は我慢するしかありません。



理解できない部分

簿記の学習を進めていくと理解できない部分が必ず出てくると思います。そんな場合には誰かに質問するなどしてその場で解決してしまうのが一番いいと思います。

しかし、それができないようでしたら、とりあえず疑問点にはあまりこだわらず、分からない部分を飛ばして先に進んでしまうのがおすすめです。その最初分からなかった部分もそのうち「あ、そういうことだったのか」と理解できる時がくることが多いです。

間違ってもくよくよ悩まないようにしてください。それで勉強がイヤになってしまってはこれまでの努力が全て水の泡になってしまいます。



理解できたらOKではない

仕訳問題など、最初は難しく思いますが、3級レベルですとすぐに理解できます。

しかし、それで終わりとは思わないでください。その理解できた部分を忘れないよう、しばらく時期をおいて再度定期的に復習してください。

正しい解答が導きだせるだけではなく、より早いスピードで何度やっても間違えず正確にその正しい解答が導き出せるようになる必要があります。

理想としては「頭で考えて解答する」ではなく、「問題を見て反射的に手が動く」レベルです。

問題を見ただけで解答すべき仕訳のパターンをイメージし、あとは金額を埋めていくだけ。これくらいのレベルに達しておくとその後学習する日商簿記2級や税理士試験等の学習がすんなり進んでいきます。



壁にぶちあたったとき

簿記の学習に限らず、数学でも英語でも勉強をしていると時々何やってるのかちんぷんかんぷんになる時があります。そんな時はそれ以上先へは進もうとせず、今まで学習してきた項目を復習してみるといいです。

今まで学習してきた項目を1から復習してみると、当時難しかった内容も理解できてる自分を発見し、ゼロから勉強をスタートした自分がこんなレベルにまで到達することができたたんだ〜、と自分に自信を持つことができます。

またそもそも、今ぶち当たっている壁というものは、実はこれまでに学習してきた項目の何かが完全に理解できていないということによる場合が多いのです。


目  次



簿記の知識の普遍性 簿記学習の王道



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